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2006年6月29日 (木)

東京60WATTS 新アルバム「clover」感想

clover Music

アーティスト:東京60WATTS
販売元:エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
発売日:2006/06/07
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東京60WATTSの新アルバム「clover 」はイイ。とってもイイ。というわけで感想なのだ。

◆第一印象

・「月夜にムーンウォーク月夜にムーンウォーク 」(東京60WATTSの前作)のようなキャッチーさ、というか、わかりやすさ、は感じなかった
・一発目で良い、と思うような性質のもんじゃないな、と。長澤的には、ビートルズ「ラバー・ソウル」 で、ポールの「ミッシェル」は初めて聴いたときにすんなりイイ、と思い、ジョンの「ガール」は、後から、じわっとイイなあ、と思えてくる、という、ジョンの「ガール」のようなものになるかもしれない、と思った
・全体的に、非常にベースが聞こえてる、ってことと、すっきりした音になってるな、というのが第一印象
・ある意味、さっぱりしすぎ?(あくまで第一印象)
・ドラムがドカドカしてないからだと思う、これまでの東京60ワッツの音作りに比べると
・こんなこと言うと怒られるかもしれないけど、すごく歌がうまくなった

◆現状の印象(聴き始めて1週間位。cloverばっかり)
・めちゃめちゃハマってる。サザンオールスターズ「キラーストリート」+ベスト以来どえす、こんなにハマってるアルバムは。自分たち(ランブリン)の音源を除けば
・はじめ、バンドサウンド?(特に、クローバーがあまりにもさっぱりしてたので)を意識してんのかな、と思ってたけど、実は、色々やっていて、聴くごとに面白い
・「クローバー」はやっぱりこのアルバムの頭、1曲目を飾る曲だな、と。詳細は「曲ごとの感想」に譲るけど、この曲を1曲目にした大きな要素のひとつに、歌詞、ってあると思う
・あと、やっぱり、今回は、全体的にすごくベースが効いてる、と思う
・あと、やっぱり、全体的に演奏がまたさらにうまくなってる、と思った
・聴くたびに、こんな音をここで鳴らしてたんだ、とか思う。だもんだから飽きないんだよね
・曲の構成もすげえ考えられてる、と思う。ブレイクとか、すごく効果的で気持ちイイと思う。あと、自然にジャズ調な間奏が入るところとか、ほんとに引き出しが多くてオモロイよ
・あと、歌うまくなったな、と。オレが言うとナマイキだけど。そんで、楽曲と溶け合ってきた、というか。前までは正直言って、ボーカルが浮いてるみたいなとこがあったと思う。がちゃがちゃしてた、というか(もちろん、あえて、だったろうし、また、このアルバムを聴いて、前のアルバムを比べると、という条件付きで)
・ほんとに積極的な意味で、アルバム1枚が30分弱、て、ほんとにイイと思う
(俺だけかもしれないけど、60分とか長い、と思う。ほんとのほんとのイイ曲ばっかり並べれば別だけど、それってやっぱり難しいと思う)
・悪い意味じゃなくて、なんか無理やり、3000円で、そうすると、時間は、1時間で、そうすると、捨て曲?、というのも入っていて、10曲とか15曲入って、無駄に長くて、結局聴かなくなる、っていうアルバムになってなくて、ほんとに良かった

◆曲ごとの感想
1.クローバー
俺、ほんとに歌詞はあんまり関係ないほうだけど、4つ揃ってることが良いという前提のクローバーに対して、そのクローバーの4つめの葉、と、実際の幸せを掛けて、1つ欠けてる位がちょうどイイ、って、歌詞。これホントにイイよ。じんわりくるよ。これだけで、1曲目の価値がある、と思う。っていうか、歌詞はあんまり関係ない俺でも、歌詞で1曲目にしたんじゃないか、と思うほどだ。あと、構成がすごくイイ。「あとひとつ足りないくらいが良かったんだね」以降の構成がすごくイイよ。押したり引いたり。もう一回聴きたくなる感じ
2.ファンカブル NO.5
ほんとのほんとの一番初めに聴いたとき、曲の真ん中の後半から、佃のギターのフレーズで、あ、これって、ABCだ、と。そう思ってたら、そのあと、ABC、って実際、歌う、という。やっぱりね、って。なんか勝手に、俺だけに、こういうタイミングで気づけよ、って発したメッセージか、ってカルト宗教か、ってな自己満足感を感じさせてくれた。Aメロは全然ABCじゃないから、気づかなかった
3.ブルーベリーブルー
これは、もう、オレ的には、主にたくおさんなんだと思うけど、たくおさんのファルセットのコーラス、と、大山さんのベース、この2つが聴きどころ。あと、忘れちゃいけない、間奏の佃のギターと、そのあとの大山さんのベースで、高いところに行くフレーズだね。イイ。
4.あじさい日記
これは、間奏のジャズ調になるところが、すげえカッコイイよ。アコギもいい音だしね。あと最後の方の間奏のたくおさんの鍵盤もイイ。って、間奏の話ばっかりだな。なんかイイ意味で大川のボーカルが全然気にならないんだよね。すごく一体感があるというか、溶け合ってるというか
5.サマータイムブルース
この曲、サザンのキラーストリートで言えば、2枚目の1曲目の、完全に、「ごめんよ僕が馬鹿だった」だ。曲調、とかじゃなく、なんちゅうの、位置づけ的に。また、ここで、すごくイイ曲が入って、もう一回、盛り上がる、って感じかなあ。この曲がこの位置に入ってるのが好き。この曲も、「クローバー」みたいに、最後のサビのところの、「あ~せりながら」のあとの構成がスキ。ということで、この曲は、クローバーと、双璧をなすイイ曲だと思うのだ
6.スイート・ホーム・ミュージック
この曲は、イントロのザ・バンドが、個人的に、嬉しいよ。そして、Aメロのレゲエ調のところ、スティービーワンダーみたいな鍵盤の音が心地よい。そんで、サビは心の旅でしょ。このごたまぜ感は確信犯だな、と思ってね、それが嬉しい。
7.チェリー
この曲、実は、前半は、佃のギターが大爆発だなあ、と思ってます。大川に悪いけど、前半は、佃の独り舞台だなあ、と。ひとつ、アコギのストローク。非常に気持ちイイ。あと、ひとつ、良い感じで歪んだ、自由自在な感じのエレキ。これが面白い。あと、こんなこと言っちゃ怒られるかもしれないけど、意外に、大川の声と合うね、この曲。あと、たくおさんの鍵盤のイントロとアウトロのやたら低いのが気持ちイイ。

ということで、なんだろう、月夜にムーンウォークみたいに、一発でイイ、と感じるわけではないんだけど、2、3日聴いてると、ああイイ、ああイイ、ってなってくるんだよね。もう、まちゃみん、ここんとこずっとこのアルバムばっかり。

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