« 恋人たちの予感の音楽 | トップページ | Ellie My Love 愛しのエリー »

2007年2月27日 (火)

2006年度日本選手権決勝感想 東芝対トヨタ

東芝19対トヨタ10。いやあ、イイ試合だった。わしゃあ、試合終了後ちょっと泣いてしまった。熱かった。間違いなく日本の最高峰の試合。両チームとも、きっちり走って、きっちり身体張って、という感じがした。後半になっても、全く気持ちのテンションの衰えない試合に感激。ラグビーは、やっぱり、心意気でやる部分が多い競技だと思う。で、それをびしびし感じた。

ラグビーって、実に変なスポーツだと思う。誠実がキーワードになってると思う。ラグビーには、どこか、そういう精神があるはず。今度どっかで整理してみたいけど、ラグビーってだいぶあいまいなスポーツなの。うーん、あいまい、っていうのもなんか違う感じがするけど、要するに、勢いとか、流れ、とかデジタルで計量できないものを、レフリーも含めて、さじ加減で見てる、やってる部分が、多いスポーツなの。やる以上、それを前提にしてるの、たぶん。

だって、やっぱり、ラック、モールの中とかでの、反則とかさ、100%ルールに規定されたものが適用できてるか、って言ったら、絶対できないの。死角だらけで絶対無理だよ、厳格に適用するのはさ。で、だからといって、ラグビーには、ばれなきゃイイ、って感覚は、基本にはないの。ばれないで、それができたから、クレバーだ、って積極的に礼賛することはないの。その辺はサッカーとかと根本的に違うし、ラグビーを見るときに、非常にわかりにくい、というか、見る側にも一定の水準を要求されちゃうとこなの。いや、トップのレベルでほんとのところはどうか、わからないけど、高校の時に、ラグビーやってた感覚から言うと、そう。

プロレス、みたいなさ、暗黙の了解、というかさ、そういうのがあるわけよ。100%ルールを厳密に運用できないから、だからこそ、なんだけど、ほんとのほんとのところで、相手や、レフリーを信頼、というか、敬意をもってやりましょう、というのが、伏流してる感覚なの。公明正大というかさ、みんなで試合を作るのよ。というか、そうじゃなきゃ、成り立たない部分がある。

たとえば、10メートルバック、とかさ、あんなんメジャーで計るわけじゃないしさ、ラインアウトだって、真ん中に投げ入れる、って、基本だけど、レフリーのさじ加減ってところも大きいし、ノットリリースとかも、すごくレフリー含めた流れ、全体のイメージって大きいはずだから。

だから、今回、ちょっと惜しかったのは、どっちか、っていうと、トヨタの方に、ラフプレーに見えなくないプレーが目立ったこと。トヨタは選手のそういう特性を見てとってないのかね。やっぱり、トップリーグでも、上位のチームは、外人も、人間の根本が、紳士か、って観点を見て取ってるんだろうな、って感じがするけどね。だって、結構、暴力沙汰とかで、外人が捕まってたと思うもん、ちょっと前に。企業イメージの向上みたいなものも社会人ラグビーの建前としてあるはずだからね。問題おこされちゃったら、なにやってんの、という話になっちゃう。

いや、東芝の選手は、皆、イイ人だったよ。まちゃみん断言しちゃう、えっへん。って、MS杯の決勝の試合後握手してもらったんで調子に乗って言ってるだけだけど。トヨタは、世界中から儲けてきてマスコミにもカネばらまいてるから、何かあっても、もみ消したり、最悪、うやむやにできると思っているんだろうか。

って試合そのものの感想が書きたいんだけど、トヨタは、あと一押しができなかった。アイイのキックがピリっとしなかったり、東芝ゴールラインまで攻め込んで、トライ、って思ったら、トライじゃなかったのが、2回位あったし。で、それは、つまり、東芝が、ギリギリのところで守った、ってことであって。思えば、今シーズンの東芝、大事な試合では、こういうパターンが多かったような気がする。ギリギリのとこまで攻め込まれるんだけど、粘って守って、点取るときは、あっさり、みたいな。で、基本的には、試合の主導権をずっと持ってる、みたいな。

東芝が、MS杯、日本選手権と制して、きっちり収まるところに収まった、という感じ。今年はほんとに面白かった。東芝が、ラグビーそのものではやっぱり去年に引き続いて、中心で、それに、話題性ということで清宮サントリーも出てきて。今年は、ワールドカップもあるし、まだまだラグビーの話題はここに書きそう。うー、ワールドカップ楽しみ。この前は、石持て追われたエリサルドの尻拭いなんて言ってしまったけど、秩父宮で、実際見たら、いい人だったぞ。知り合いに気さくに握手してくれたカーワン大先生、ありがとうございます! がんばれ、カーワンジャパン! 

|

« 恋人たちの予感の音楽 | トップページ | Ellie My Love 愛しのエリー »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。