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2007年3月 9日 (金)

ロンリコン思考&過大解決力養成研修の事前課題を読んで

下の文章は、今度の研修の課題のレポート。「嗜好力と退陣力」(念のため、伏字)、という、MBAを取った、というコンサルタントの本を読んで、感想を書け、と言われて、書いた文章。

こういう雇われ感のある文章こそ、実力が出るだろう、って。自分としては、イイ出来。こういうヤな感じの文章書くと、自分で面白がっちゃってダメだね。正直、こんなバカバカしい本を読ませんな、というのがそもそも全ての感想だからね。要するに、アメリカかぶれで、実態は、何してんのか、わからんコンサルタントが、火のないところに煙を立てて、飯の種にしてます、という本だからね。こんなノウハウ本って、いまさらバカバカしくて相手になりたくないのよね。

こういう自分だけはわかる、ほんとの意味がわかる、という文章は面白い。これで怒られるんなら本望だね。逆に、読んじゃった、ってことだからね。いや、始めは、こういうバカが書いた本は読みたくない、ここがバカだ、って、直接的にしか、書いてなかったんだけど、怒られるかなあ、って。こんなイヤイヤ感を前面かつ全面に出しちゃうと、って。で、下の文章のとおり、いろいろ、まぶして、最終的には、こうなった。この、極力説明を省いて、論理も糞もなくて、自分勝手に、話があっちゃこっちゃに飛ぶ感が自分で好き。このままだと、どこにも日の目を見ないんで、ここで晒そうと思う。

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タイトル:ロンリ思考&過大解決力養成研修の事前課題を読んで


嗜好力をテーマのレポートということで、この本を読んで、私が思考したことを書いてみたい。

ひとつ、この本が、著者の意図として、企業のどのような層をターゲットとしているのか、考えた。著者自身は、明確にしていなかった、と思う。また、前書きにも、サブタイトルにも書かれていなかった、と思う。著者自身がこれを書くときにどういう人を思い浮かべたか。勝手な想像だが、読者を想定せず、著者自身が想定する一般論を書いた、という印象である。経営トップの人向けに書かれていないことは、ある程度明らかだと思うが、私自身の感想では、企業の若手に最も受け入れられる内容が多い、と感じる。総花的とも言えるが、読む人を選ぶと思う。また、一方で、読む人も、読むかどうか、選ぶことと思う。

この本では、アメリカではこうだ、という展開の仕方が多いと感じた。直接的な表現として、アメリカではこうだ、という書き方が頻出するわけではないが、著者の意識に伏流していると感じた。逆にそれが故に、是非を論じる俎上に、それ自体がそもそも上がらない、ということかもしれない。それ自体の是非について著者自信の検証がないため、著者の意図するであろう、論旨に同調できないことが多かった。たとえば、横文字はいけない、と言いながら、非常に横文字の表現が多い印象であったり、日本の教育が悪いかのような断定的な言い回しや表現が多かったと感じる。この著者自身が、意識的にか、無意識的にか、避けていることがありはしまいか。著者の設定するそもそもの前提の是非そのものについて、著者自身が自覚的ではない、ことが原因と思われる。

著者自身の経歴を見たときに、著者が自身の職業について否定的な見解である、というケースは、稀であると考えるのが、自然と思う。あるいはそうでないこともあるかもしれないし、断定的な言い方は避けなければいけないが、誤解があるにしても、相手の実際の状態を、慮る姿勢が、円滑な理解に大きく貢献するのではないか。著者と読者は、この点につき、自覚的であるべきと思う。

このため、この本の著者が銘打っている退陣力に関しても、違和感があった。印象として、能動的に働きかける自己のあり方についての言及ばかりで、退陣と言いながら、相手についての考察はなかったように感じる。この本の紹介する方法は、人と接する時の、自己の振舞い方の原則技術、ということのように感じられた。退陣力、というのであれば、むしろ、相手方の観点が必要と感じた。一方で、至高力と銘打ちながら、ノウハウ、と読めないこともなく、そうであるならば、至高、というものに対する姿勢としては、軽薄な迫り方、とのそしりを受ける恐れがある。

以上のこの本への所感は、自らの課題として、能動的に読んでいないためかもしれない。読む側としては、この部分を差し引いて読まなければならないかもしれない。これは、このような研修を受ける姿勢として、マナー違反かもしれない。しかし、この本のそういうところをきちんと突っ込める自分であるか、考える、というのが、至高力ではないか、と感じた。そういう意味では、至高力について、この本自体は、いくばくかの向上や、考えるきっかけになった、と思う。

この研修を通じて、ロンリ思考、過大解決を向上させたい。あるいは、きっかけをつかみたい。

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