カテゴリー「旅行・地域」の9件の記事

2007年5月14日 (月)

まちゃみん ぶらり旅番外編 4日目14:00 ~最後の最後で一波乱

酔った。船酔い。帰りは、2等椅子席ということだったんだけど。座ってたら、すんげえ、変な揺れ方しててさあ。これは油断してたら酔うぞ、と。

で、甲板に出て、どういう揺れ方かなあ、って、波といっしょに動いてたんだけど、すげえ、複雑な動きをしてて、シンクロできてねえなあ、と。そんで、初めうっすら、とした酔いだったと思ってたものが完全な酔いに変わってきてね。大リーグ挑戦の松坂じゃないけど、自信が確信に変わりました、みたいな。

まちゃみん、子供のころ、乗り物酔いしない方法を編み出して、以来、前の前の彼女と富士Qハイランドのフジヤマに乗ったときくらいで乗り物酔いは、ずっと、したことがなかったんだけど。

何か、ってクルマ乗っててもさあ、運転してる人が酔う、って聞いたことないわけじゃん。で、まちゃみん、とりわけ、うちの親父が運転する車に乗るとすぐ酔っちゃってたの、子供のころ。うちのおやじは、なんちゅうか、なにごともちょっと加減を知らん人なのよね。イラっとするくらい。蛇口とかさ、なんでか、わからんけど、次のまちゃみんが全く開けられんだろ、って強く閉めたり、障子とかもゆっくり閉められない人なの、だいぶ天然で。こういうガサツな運転してるのに本人は酔わん、と。これは何か、と考えれば、本人は車といっしょに動いてるからだ、と。

で、乗り物酔い、ってその乗り物の動きにシンクロしてない時に酔うんだな、って気付いたのよね。だから、酔わないためには、乗り物の気持ちになるのよ。要するに乗り物の動きに合わせる、と。そうすると酔わない。

なんだけど、今回は、気付いたときには、もう、酔いに入っちゃってて手遅れだったのかもね。もう、なんかね、目が回る、っていうかね、脳味噌が揺れてる、っていうかね。何度もえずいちゃってね。なんか苦いものがね、喉の半分くらいまで、一瞬上がってくる感じなのよね。まさに夢遊病で船の揺れもあるんだけど、ふらふら便所にかけこんだりね。

なんか不思議なもんでね、みんな酔ってるよね、みたいな感覚におそわれたり。なんにもモノを考えられなくなったり。死ぬのと酔ってるのとどっちがイヤかなあ、とぼーっとしたり。

しかし、船酔い、ってなんでこんなに気持ち悪いかね。

これ、いつまで続くんかな、って朦朧とした意識でね、椅子席で、背中つけて座ってね、ああ、揺れてる、気持ち悪、気持ち悪、おぅええ、気持ち悪、ってやってたら、いつしか眠りに入ってね、気付いたら1時間位たってたと思うんだけど、だいぶマシになっててね。まだ、若干酔いの感覚は残ってるんだけど、ピークは過ぎた、みたいな。

今、だいぶおさまってるけどね、書くために、思い出しただけで気持ち悪くなってくるね。あとなんかこういうコマイ物見てると酔いがぶり返して来るんじゃないか、っていう恐怖感。ささいなことでも怖いよね。

やっぱり、疲れてた、みたいなのもあるのかなあ。

最後の最後で味噌をつけちゃったけど、まちゃみんぶらり旅、これで、ほんとに、おしまい。

夏は、知床再挑戦か?! っていうか、何連休なんだろう。そこから調べますか。

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2007年5月11日 (金)

まちゃみん ぶらり旅⑧ 八丈島3日目9:30 ~雲一つない八丈富士

宿を出て港に行った。船の席は、案の定、あっさり取れた。ひと安心して港の受付の入り口を出ると、目の前に、雲一つない八丈富士が!

晴れてる。雲一つない。ちょっとだけね、悔しくなったよね、ちょっとだけ。今日の天気で頂上登ったら絶対見晴らしイイぜ、と。尾根の1周もできたんじゃないだろうか、と。風のことは一切忘れて、そう考えた。風は地上からじゃ見えないからね。

そして、まあ、これも記念だよ、と晴れ渡った八丈富士の写真を撮ろうか、とした瞬間。カメラがない! おかしい! 宿を出るとき部屋なんか、3回位確認したからね。忘れものがないことを。おかしいなあ。港の受付とかではどっかやることないだろうし。

カメラをなくす、ということは強風のなか、まちゃみんが決死の覚悟で撮った尾根での写真の数々がなくなってしまうということだ。それどころか、ほんとにお前、頂上まで行ったんか、とあらぬ疑いまでかけられてしまう。

これはヤバいぞ、と。まちゃみんリュックのなかもひっかきまわして探したもんね。そんでもない。これは完全にわからん、と。ただ、民宿の時点ではあったことは間違いない。どうしようもないので、わらにもすがる思いで民宿にもう一回行ってみることにした。まあ、歩いてもすぐだし。時間もあるし。

結果、民宿にあった。玄関に置いてあった、とのこと。そうだ、靴のなかの小石とか出そうとしてグダグダやってたよ、玄関で。その時、忘れたらしい。

あー、ヨカッタ。

まちゃみんあんまり縁起的なことは担いだりしないけど、これはちょっと、都合良く、解釈したくなった。

八丈富士が、カメラを忘れてたことを気づかせてくれた、と。昨日と同じで霧がかかった八丈富士だったら、どうだったろう。写真を撮ろうとは思わず、カメラを忘れてたことにも気づかず、そのまま船に乗り込んで、すんげえ、メンドイことになってたよね、と。

昨日の頂上の霧と強風もまた良しじゃないか、と。それが、そういう状況だったことはまちゃみん自身に意味があったと考えたい。なんの意味かはどうでもいい。意味を与えるのは、結局、自分自身の側にしかない。1回限りの機会を、どういたして、あとから、それにどう意味を与えるか。それがイイことなのか、どうなのか。そんなことは、自分で意味を紡ぎだすしかない。ダメだった、って安易に投げ出したら、そこに何が残る? 今のこの状況を受け入れて、受け入れた先に色気が残る。そう思いたい。

自分でわかってるよ、連休の時の旅ってナオンがいないことが心理的に強く影響してる旅だ、って。でも、今回の旅は八丈富士が、メインデッシュだったみたい。そして、八丈富士がそういうつまんない目的をほんとうに霞ませてくれた、と思う。そう思いたい。

Img_4046

 

   

 

それでは。また会う日まで。八丈富士。

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2007年5月10日 (木)

まちゃみん ぶらり旅⑦ 八丈島3日目9:00 ~まちゃみんやっぱり帰ります

筋肉痛にまではなってないけどね。おお、相当バテてる、と。全身、グタっとした感じ。

7:30にメシ食ってた時もどうしようかね、と、まだ、考えてたんだけど、なんか意地になって残るほどのこともないな、と。まあ、この宿を延長して、日がな1日ごろごろして、本読んでてもイイな、とかもあったけど。相当、本持ってきてるしね。あと、金曜の夜に近くの飲み屋でアイリッシュバンドのライブがある、っちゅうからさ。アイリッシュって何? U2? みたいな。ビートルズ、っちゅうなら、本気で考えたかもしれんけど。ヘタだったら、ヘタなりに楽しめそうだから。いや、この八丈島くんだりで、どんなバンドなのか、ちょっとだけ興味はあったけどさ。

あと、ちょっとだけ、さらに南下して、昨日のヤロウが泳いでくる、という青ヶ島に行ったろうかな、というのもあったけど。船の時間が7:00だ、とのこと。もう無理じゃん、と。

いや、なんだかんだで、昨日、八丈富士で最高潮も迎えたし、寿司も食ったし、実際これ以上残っても、あれ以上のものがある可能性も少ないじゃん、と。そして帰ったら帰ったで、まだ、新潟に帰る、っていう選択肢もあるじゃん、と。東京じゃ、もうスパイダーマンもやってるしさ。

ということで帰ることにします。

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2007年5月 9日 (水)

まちゃみん ぶらり旅⑥ 八丈島2日目22:00 ~八丈富士にカンゲキ

いやあ、まずは、無事、宿に帰ってこれたことを喜んでイイんじゃないか。

まあ、こんな宿でゴロンとしてるとね、平穏そのものでね。だから、すぐ忘れちゃうと思う。だからこそ、大自然の中にいたことをできるだけ忘れないうちに記録しておきたい。

もっともすごかったのは、八丈富士の山頂でね。これは、正直、知床位のインパクトはあった。いや、あとで書くけど、午前中に行った、南原千畳岩海岸もイイなあ、とは思ったけど、その感動を軽く塗り変えてくれたね。

なんちゅうかね、大自然。大自然、ってスゴイ。これに尽きる。

八丈富士。登山道を登って尾根に着いたら、もう風がびゅうびゅうなわけですよ。はっきりいって普通に立ってるとまちゃみん自体が風で飛ばされる。メガネも押さえてないと、飛ばされる。ほんとだよ。全然誇張してません。そんで、見ての通りの霧で10メートル先が見えない、という状況(写真)。Img_3941_2

しかも、足腰はバテてる。なんつたって、1時間30分以上、自転車引っぱって、坂道を登って、さらに、階段状に整備されてるとはいえ、登山道を30分近く登ってるからね。距離はわからんけど、高さにすれば800メートル程度。そして、午前中は、昨日の今日、という状況で3時間弱自転車で走ってるからね、そこそこのアップダウンを。ということで動きっぱなしでバテバテでね。

登山道の終わりは尾根になっていて、分岐点になってる。50センチ位の杭が立っていて、山頂か、神社か、尾根1周、という3択だった。まあ、戻る、も入れると4択か。まちゃみんちょっとどうするか考えたかったんだけど、分岐点のとこになんか意味わからん人がいてさあ。まちゃみんあんまり居たくなくなった。なにか、って、そんな状況で、分岐点の杭のところで、ゲームボーイやってるあんちゃんがいるんだぜ。最新型のやつ。キモい、っちゅうねん。こいつ、ちょっと写真撮ったろか、と思ったよ。なぜ、こんな状況でゲームウォッチ? だって風びゅうびゅうで、10メートル先も見えねえ、っていう濃霧だよ。わかんねえ。しかも、アイサツもないしさあ、このまちゃみんつかまえて。でも、なんか、昨日から、まちゃみん、自然の中、というシチュエーションにおいてはとことん人に対して、冷たいね。民宿とか寿司屋ではそこそこゴマすったりしながらイイ人を演じてるのに。

ということで、分岐点の杭のところで、山頂ルート、で即断。強風と霧、でコンディションが相当怖い、にしても。やっぱ、山頂でしょう、こういう場合。854メートルの頂点極めたいでしょう、ここまで来た以上。

それにしても、ほんとに、だいぶ不安。気象条件が。しかも、まちゃみん、半袖、半ズボンだもの。自転車引いてる時点で寒い、って気づいたんだけど、もう後戻りできない、っちゅうねん。いや、山をナメんな、って怒られるかと思って歩いてた。実際、登山道登ってる時、ちょっと怖かった。すれ違いざまに、呼び止められて説教されるんじゃないか、って。その格好はなんだ、とか言って。854メートルをナメんな、って。でも、結局、すれ違った人はひとりだけ、という寂しい状況でね。逆にちょっと怖い状況ですよ。だってこの状況で、万一アクシデントで動けなくなったら、どーすんの、って。間違いなく、誰にも発見されないぜ、って。

Img_3960Img_3965 ということで、山頂の分岐点の尾根の状態なんだけど。もう、スゴかった。まず霧で10メートル先も見えない。だから怖さ倍増。そして何より怖いのは、繰り返しになるけど、その強風のなか、断崖絶壁なのよ。なんか、切り立った崖の上が道、っていう状況。まさに剣が峰(写真)!! 立っていられない。これ、風がなくても相当怖い、と思う。写真では風の強さが伝わらないのが残念。ほんとに立っていられない。まちゃみんビビりだから常に中腰。もっと強い突風が来た場合にすぐに地面にはいつくばれるように。それほどの風。だって、周囲は断崖絶壁だから。いや、正直、霧もあって、ほんとに断崖なのか、ってわからないけど、間違いなく、10メートル先位までは急勾配でね。落ちたら、無事じゃないよ、って感じなの。

で、ところどころ、岩剥き出しのところよじ登んないといけないしさ。どこまで行ったら頂上かわかんないしさ。そして、道は、草が生えてないところなんだけど、途中、微妙なとこもあんのよね、どっち行ったらイイの、っていうところと、なくなりかけてね、これ、ほんとにこっちで良かったん? っていう。

Img_3962ということで、相当ビビりながら、15分位行ったのかな、そうしたら、ついに見えましたよ。一段高くなったところに、杭が。それまでも矢印とかあったけど、それよりでかいので、あれっぽいな、と。写真の通りですけど。

これは、ちょっと嬉しかったね。854メートルを制覇した、と思って。しかも、まちゃみん、海のほど近くの民宿からだから、完全に人力だからね。そして、まだ、ちょっと怖かったね。やっぱり、あいかわらず風、びゅうびゅうだしさ。ということで、うれしさ半分、怖さ半分。 Img_3945

で、さらに、尾根1周の道はまだ続いてたけど、とてもじゃないので、怖いので折り返し。帰りは、もう、だいたいの距離感はつかんでるとはいえ、風は強く、やっぱり怖い。そして、道、間違ってねえか、って不安。だけど、帰りの方で写真は多く撮った。帰りは10分位で戻ってこれた、と思う。

分岐点のとこまで戻ってきたら、さっきのゲームボーイのあんちゃんが今度は歩いてくるまちゃみんのことを写真を撮ってる。キモい。断りもなしにさあ。こういうヒトケのないところなんだから、そういうとこ気をつかえよ。だから、逆に、山ですれ違う時アイサツするのって、わかるよね。やっぱり、こういう場所では仲良くしようぜ、へんな気を使わないでイイようにしようぜ、敵意ないよん、って。で、なんかあったら助けあおうぜ、っていう意識の表明だよね。アイサツ、って。でも、気にしないでおこうと思った。

さて、さっきの分岐点に戻ってきたら、15:00。まちゃみん、山頂まで、もうちょっと時間かかると思ってたから、余裕ないかな、と思ってたし、もうちょっとバテバテかな、と思ってたんだけど、意外にいけそう、という感触だった。さらに、火口までの道をちょっとだけテストとして歩いたら、風はあんまりない、っていうことと、霧も薄い、ってことでね。で、パンフレットを見たら、火口の湿地帯まで、往復50分、とのこと。神社もそれ位なんだけど、まちゃみんは、北海道旅行で、山の上の湿地帯の綺麗さがインプットされてたので、湿地帯を選択。民宿のメシは6時なので、十分いける、と読んだ。

で、Img_4013行ってみたけど、正直そんなに綺麗じゃなかった。だいたい小さいし。単なる泥沼? 全然期待Img_4020はずれ。でも、時間は全然かからなかった。片道10分位。だもんで勢いをかって、神社にも行ってみることにした。こっちの方は結構イイ感じだった。苔むしててね、なんか、千と千尋の神隠し状態だった(写真)。

ということで、尾根1周はできなかったけど、八丈富士のイイとこはだいたい押さえることができたと思う。まあ、晴れてて、そして、風がなければ、尾根一周もできて、そして、景色も絶景で、もっともっとカンゲキできたのかもしれないけど。まちゃみんとしては頂上のあれで、だいぶ満足。いや、良かった。ほんとに。まちゃみん、独身でこういうところに来れて良かったよ。

帰りは、自転車で2、3回しかこがずにわずか、15分程度で帰ってきた。2時間近く登った道をだよ。そして一本道。底土港から、1本道なのね。そして、一方的な坂なのね。

というわけで、これ以外の旅程は以下。ダイジェストで。だけど、明日どうしようかなあ。明日、明後日は、まだまだ丸々一日づつ遊べるからね。あー、どうしよう。明日考えよう。

9:30民宿出発
島周囲残り半分の八丈富士周りを回ることを考える。でも、三原山周りに較べて、お椀型の八丈富士の周囲は、道自体は絶対険しくないはずだから、半日で回れるんじゃないか、と思う。そうすると、午後は空くんじゃないか、と。ならば八丈富士に上れるんじゃないか、と考える。そうすると、余った時間で、5月5日の船は取ってあるけど、予定を繰り上げて、さらに三宅島に北上する、というのもアリ、かと考える

10:30南原千畳岩海岸Img_3869
Img_3875 ここは相当掘り出しものだった。溶岩が流れこんで、固まった跡だという。海の青さと、岩の黒さ、そして、打ちつけられる波の白さのコントラスト。そして、何キロかに渡って、それが続いている。これが、何百年か前に流れ込んだドロドロの溶岩かと思うとね。まあ、陳腐な言葉だけど、雄大、だった。左の写真をクリックしてアップしたものを見るとわかると思うけど、真ん中あたりに人が映っています。この岩がいかにでっかいか、ってわかります。右の写真は岩の表面。  

10:50青ヶ島遠景Img_3883
全然見えなかったけど。その青ヶ島自体は。かつて、土用の日に、セックスに飢えたヤロウどもが、泳いできてたんだって、その青ヶ島から、この八丈島に。いや、いつの時代かしらんし、何キロ離れてるんだ、っちゅう感じだけど。そんで、ナオンの方も、それを迎えるために草履を用意をして待ってるんだって。それが、ここです、と。その一途さに心打たれて野口雨情も一句をひねった、という。そうなの? おまいら、そんなにセックスしたいのか?

11:20オコジョ?Img_3888
こいつら、3回位見た。

 

 

11:40抜き船
八丈島は、流刑地だった、という。その数2000人近く。で、島を抜けて本州に戻るために、船を出すことを抜き船、と言う、とのこと。記録によれば11件トライされていて、そのうち、成功したのは、1件だけとのこと。あとは、海の藻屑と消えましたとさ、とのこと。で、かわいそう、って言ってるのよね。でも、なんか、おかしいなあ、と。

だって、そもそも、犯罪者なわけでしょ、と。かわいそうもクソもないじゃん、と。だけど、まあ、そうだとすると、ここの島の人も犯罪者の子孫なの?! ということで、機会があったら、どういう種類の流刑地なのか調べてみようと思う。でも、ここまでで、何回か、流刑地、流刑地、って言ってるのを見たけど、理由が書いてなかった気がする。やっぱり、親戚縁者がそれでも、多くいるであろう、島民感情に配慮してるのかなあ。まあ、おおげさかもしれないけど、やっぱり、世の中、というのは、何が語られてないか、というのが重要だと思うのであった。

12:00寿司屋着
ようやく、寿司を食う機会に恵まれた。こんな島に来て思ったほど魚が食えていない。ほんとに、飲食店すら満足にない感じだもの。で、ようやく、と思って寿司屋に入ったら、そこの店のおっさんがイヤな感じでさあ。

まちゃみん入ったら、先に来てた客に、注文すんのが、遅い、とか、軽く問いつめてるの。しょーもなっ。その割には運ばれてくるのは遅いんだけどね。そして、運ばれてきたら、運ばれてきたで海苔巻きから食え、とかウルサいし。曰く、しけるから、とのこと。でもそんなん大きなお世話だろうよ。先に食った方がオススメよ、位に言っておけよ。

だから、講釈はいいから、早く持ってこい。

Img048 味は、まあまあ、普通に美味しかった。そこは公平に。でも、ほとんど白身の魚だけだった。バランスを考えろ、バランスを。あとは、マグロとイカだけ。まちゃみん食いたかったアジは入ってなかったので、注文したら、アジ自体、今日は入ってない、とのこと。入れとけ。

ウド鈴木とか、まいうーとか、芸能人の色紙が誇らしげに飾られていた。バカみたい。

言っとくけど、まちゃみんは店のなかでは、こんなことは口に出さず、あくまで、スマイルのイイ人で通してます。

12:30寿司屋出発
登山口までの道を自転車をひいて登って登って登りまくる。

14:10登山口到着
14:50山頂(854m地点)到着
上記の通り。うれしさ半分、怖さ半分。

15:00火口下り開始
上記の通り。神社は拾いモノだった。

16:10自転車下山開始
途中2、3回しかこいでない。一本道をひたすら下る。

16:30民宿到着

というわけで盛りだくさんな1日。

いや、マジで明日どうしようかなあ。さすがに筋肉痛がくるんではないか、という予感。

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2007年5月 8日 (火)

まちゃみん ぶらり旅⑤ 八丈島2日目9:00 ~嵐があけた朝

ほんとは夜、酒飲みに出たかったりしたわけだけど、あれじゃあ、無理。すんげえ、びゅうびゅうだったよ、雨風で。そして何回かうなされて目が覚めた。おお、足が疲れてるよ、という感じ。

結局もう1泊ここで泊まることにした。あまりにも普通にマトモなのがよろしくないけど。こういうのって、やっぱり、また、探すのがメンドウになっちゃったりするのよね。でも、まあ、今日、また島半分走ったら、泊まりたくなりそうなところも出てくるかもしれない。ほんとにホテル、っぽいところがあったらそこでもイイ、と思ってる。日記もアップできるかもしれないし。

東電のパビリオンでもらった各種パンフレットをさっき読んでいた。山には、やっぱり、登りたい、ということと、ちょっと、フラッと釣りに行けないか、と思ってる。それで決めようと思う。5月5日まではやっぱり結構長い。三宅島に戻る、ってのもひとつアリ、な選択だ。三原山の方は、ちょっとパンフレットを見ると険しすぎる印象もあるので。だけど、八丈富士の火口はみたい。

今日は八丈富士周りを1周してこようと思う。
それで決めようと思う。

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2007年5月 7日 (月)

まちゃみん ぶらり旅④ 八丈島1日目16:30 ~八丈島半周

◆上陸
9:30きっちりに八丈島、底土港に着岸した。案の定というか、ウィルコムはつながらない。そして、何もない。びっくり。そして意外に寒い。雨も若干ぱらついている。もうちょっと南の島、という感じがするかと思ったが、案外普通。あるいは、鹿児島位なんじゃないか、緯度としては。あとで緯度調べようと思うけど、間違いなく、何年か前に行った本土最南端の佐多岬よりはずっとおとなしい。要するに、実はそんなに暑くない気候の感じがする。

◆民宿確保
港のすぐそこの民宿にさっそくとびこみで一泊の予約。意外に寒いし、天気がはっきりしないので、とても、テントで寝る気はしない。船の予約もしようとしたが、すぐにはわからん、という。連絡の取りようがない。ドコモだったらそこそこつながるらしい。さすが元国策会社。最大手。結局、まちゃみんの方から落ち着いたら電話することにする。まあ、なんとかなるだろ、という感じ。

さて、島一日目。どうするか。船に乗っているときおぼろげに考えていたのは、八丈島はひょうたん型の島だという。要するに、山がふたつある地形なのよね。で、その、山と山の間が、そこそこ平地になっていて、唯一、そこそこ開けた町だという。なので、1日目は、島の外周を自転車で1周してみよう、と。そしたら、島の感覚、間隔がだいたいわかるだろ、と。で、翌日、翌々日で、それぞれの山に登ってみよう、と。まあ、それくらいのことを考えてた。もう、7島全部行こうなんて、全然考えてない。

◆登龍峠
荷物を、飛び込みで泊まることにした民宿において早速出発。10:00過ぎだった、と思う。八丈島は、綺麗なお椀型の八丈富士と、複雑な形の三原山からなり立っている。地図を見たところ、三原山の方が道が険しそうだったので、一日目の最も体力ある今のうちに、厳しいところを行っておこう、ということで、三原山ルートを取る。まずは、登龍峠を登る。

いきなり若干萎える。すんげえ上り坂で、うねってる。まさに登り龍。だもんで、とても、自転車をこいで走れない。地図上で、直線距離2~3キロのところ、自転車を押し続けた。1時間以上。さっそく、島一周なんて無理、と思う。全然、進まない。そして、これじゃあ、知床半島も無理、と思う。

初日で体力一番ある時なのに。そして、八丈島で最も景観がイイ、との、登龍峠展望台に到着。しかし、まったく、どこが、という感じ。若干萎えるが、まあ、今回の旅の目的として、身体をいじめよう、というのもあるからイイか、というのが若干の救い。

それにしても、虫とかあんまり見ない。もっとうなるようにそういうの見るかと思ったけどねえ。植物はなんちゅうかガサツな感じ。まちゃみんは養老先生の本とか読んでるせいか、そう思っちゃった。養老先生の本読んでなくてもそう思ったかなあ。要するに手入れされていない、っちゅうか。まちゃみんは明らかにまちゃみんの故郷の上越と比べていた。上越なんて5月のゴールデンウィークって、田植えとか山菜取りの季節じゃなかったか。そんでそろそろ虫とかうなるように出てくる時期じゃなかったか。まあ、上越も年々虫とか、小川の生き物とか少なくなっていった。まちゃみん小学校2、3年のころはぎりぎりホタルも見た記憶がある。

なんか、八丈島は、そのころの上越より植物とかはガサツなのに、虫とかはいない気がした。こういうところに来ると、ほんとにまちゃみんのルーツの上越って、身びいきはあるけど、素晴らしいとこだったと思う。自分ちの木に普通に、クワガタとかカブトムシとか、樹液を吸いにたかってきてたし、意外に海と山両方あるし、まちゃみん、子供のころに、どんどん小川のイキモノとかが少なくなっていく経験ができた、とか、なんちゅうか、まちゃみんは、自然、というものを語ってイイ資格があるような気がする。まちゃみんの子供のころの上越は、今の八丈島よりナマだった感じがする。けど、最近、上越に帰ってゲッっとなったのよね。新幹線を通すとか言ってさ、田んぼとかつぶしてんだよね、北陸新幹線。あと、単に小川だったのを造成して、コンクリで固めちゃったりさ。なんか、ちょっといたいけな自然が蹂躙されてるような気もするよね。いや、都会で生活してる、まちゃみんがこういうことをいうことは茶々入れにしかならないけどね。

◆末吉
話はそれたが、ある程度行ったら急に下りになってきて、それまでの坂を登った貯金をザクザク使う感じで下っていく。こんな無駄使いしていいのか、と思うが、それまでの牛歩が幻であったかのようにあっというまに末吉という町に着く。

末吉は町というか、小学校と、雑貨屋みたいのが、一軒あるだけ、というところ。まちゃみん、昨日の昼以来何も食っていないため、空腹であり、この雑貨屋で、それでも、この島っぽいものを買って食べようと思ったが、生のものは、野菜しか置いてない。でも、机とお湯が置いてあって、カップラーメン食ってイイよ、というスペースがあったので、そこでカップラーメンを食う。いや、まちゃみん、ここは島なんだから魚が食いたいんだけどね。

12:00ちょっとすぎに出発。末吉は、距離的に、三原山中心にして、港まで戻るのに6分の1位に見えた。このペースだと、途中で完全にヘロヘロだな、と若干ゲンナリする。そして、さらに悪いことに、ここで、道を間違える。行き止まりが待っている下り坂をぐんぐん下ってしまう。はやめに自転車を止めて、地図を見てみればイイものを、ブレーキをかけるのが悔しくて、止まれない。結局行き止まりまで行ってしまう。

末吉に戻る。30分位余計な時間をかけたと思う。

ここからがつらかった。またさらに上り坂。まあ、今になってみれば、上り坂はここがピークで、あとは、たいしたことなかったんだけどね。雨以外は。結局、こういう旅、って、先に何が待ってるかわからんとこがツライとこであり、オモシロいとこでね。

◆名古の展望台
続いてある程度登ったところで、名古の展望台、というのがあり、寄り道。入場料200円。展望台、というか、単に崖の上なんだけど。まったくヒトケがなく寂しいことこの上ない場所でね。実際人も全くいないんだけど、で、入っていったらどこからともなく、80近いんじゃないか、というおばさんがでてきて、200円だよう、という。え、まちゃみんが来たことなんでわかったん? という。若干怖い。そして、200円という価格はどうやってはじき出されているのか。よくわからない。

しかし確かに見晴らしはすばらしい。若干曇ってるにしても。高さ何メートルくらいなんだろう。海抜100メートルはいってるんじゃないだろうか。ほとんど直角か、というような勾配の上に、コンクリのブロックを腰のあたりまで積み上げただけの「展望台」なのだが、だからこそ、というか、なかなかの見晴らし(写真)。 Img_3805_1ちょっと身を乗り出して下を見ると自然の勾配と高さでまさに目がくらむ。

◆火サスか(タカトシふう)
と、ここでさらにびっくりする出来事が! まちゃみんおっかなびっくり下を見たり、写真撮ったりしてたんだけどさ、気づいたらトシの頃なら30台後半のナオンがまちゃみんの後ろにひとりで急に立ってるんだよう。びっくりする、っちゅうの。こんなヒトケの少ないところで。まちゃみんがゴルゴ13だったらアンタぶっころされてますよ、ってなもんですよ。こんな怖いとこで急に後ろにいないでよ。

しかもさあ、まちゃみん、前、お見合いパーティーみたいのに行った時にさあ、全然お互い本気じゃないのに勝手に2次会とか設定して酒飲みに行ったりして、最終的にすんげえ気まずかったナオンに似てたのよね、年といい、顔といい。そういう意味でもまちゃみんびっくりですYO! まちゃみんさっさとその場を立ち去ろうとしたんだけどさあ、写真撮ってくれ、っていうのよ。いや、イヤだ、っていうわけにもいかないじゃん。イヤなんだけど。

で、そんときにさあ、カメラを渡されたんだけど、なんかさあ、やたら、左手の薬指を見せるような渡し方すんのよね。いや、まちゃみんにはそう見えた。もちろん何にもワッカがはまってないノーマル薬指ですYO! やめてよ、まちゃみん、前の前の彼女に仕込まれて、そういうの意外と見ちゃう方なんだからさ。わしゃあ、もっと怖くなっちゃってさあ。だってさあ、どう見てもジモティーじゃないナオンが、ひとりでこんな崖の上にいるんだよ。そして幸厚そうにはとうてい見えないからね。なんで急に火サスみたいになってるか。

写真は、結局2枚撮ったけど、両方ともすげえ暗い表情でブサイクにしか撮れないしさあ、まちゃみんさらに怖くなって、その場から逃げるように立ち去りましたYO! 怖いYO! 怖い!っちゅうねん。

いや、彼女には悪いけど、たぶんまちゃみんがこのシチュエーションを必要以上に怖がっちゃうのは、それがまちゃみん自身の何年か後の姿だからなの。正直に告白するけど。だからちっとも笑えないよ、ほんとに。

◆東京電力地熱館
さて、この名古を過ぎると、さらに坂道が若干続いていたが、すぐに中之郷という村落に至る。この辺から雨が降り出す。なんか道的にはすごく順調になってきたのに。

この中之郷ではまちゃみん、もう行くところは決まっていた。東電の地熱館というのがある。地熱発電の仕組みを教えてくれるとこらしい。東電がカネにあかせて、環境にそぐわないパビリオンを立ててんだろう、と、ちょっと揶揄してやろうというのが大きな目的。

ということで意地悪な気持ちでいくのだが、施設自体はまちゃみん好意をもって受け止めてしまった。本気でオモシロかった。まあ、やっぱりとてもじゃないけど島の人の意向とは思えなかったんだけど単純にパビリオン自体の仕掛けとか、説明のバランスとかね、これが非常に良くて。これなら、やってもイイよ、東電、と思ってしまった。まちゃみんの会社でも新社屋にしようとして今の展示スペースも移管するわけでしょう。また、広報がやると思うんだけど、こういうのにした方がイイよ。まちゃみんに任せてくれるんだったら今日のこのイイバイブレーションを元にイイのができそうだけどね。

内容は地熱発電自体の仕組みと島の紹介、という感じ。島自体がどうやってできたか、ってとこから入っていって、だから、まあ、地熱もできますよ、っていうことで。さらに地熱発電自体の仕組みの説明。曰く、地下何百メートルかの地層にキャップロックという地層がある、と。で、そのキャップロックっちゅうのは水を通さない性質です、と。で、キャップロックの下は、300度近い高温なんだけど、水が気体になれないで溜まってます、と。だもんで、そこに穴をあけてパイプを通してやると水が一気に気化して出てきますよ、と、圧力がかかってないところに逃げていくから。そんでその蒸気でタービンを回す、と。なるほどね、と。

で、電力としては、島の夜の最低電力は賄ってますよ、と。電気、というのは基本的に貯められないので、昼に比べて、電力が少ない夜も作り続けなければいけないけど、その夜、分位は、この地熱発電によって賄ってます、と。こういうことだった。

ただし、いただけなかったのが、地熱発電の説明の映像。いや、すごくわかりやすいんだけどさあ、すんげえドサクサに紛れて、さらっと、原発と同じで二酸化炭素発生しないよ、だからイイでしょ、地熱発電は、と言ってたところでね。そういうのヤメレや。原発プッシュ。いや、まちゃみん原発に対して、深く考えてるわけじゃないけど、このドサクサ感はよくないと思うよ。ドサクサ感と誰に対してのメッセージかわからん感。

この地熱館は2階建てになってる。で、2階は、ガラスがふんだんに使われてて、周りを見渡せる作りになってる。そんで、実際に、地熱発電の建物を見て、タービンはどこか、とか教えてくれたりする。あと、風力発電もあって、横で、でっかいプロペラが回ってるのを見れるのよね。

そして、2階には資料もいっぱい閲覧できる。電気の本や、島の本がある。まちゃみんはここで30分位、島の資料を見てた。名所旧跡だとかね、島の植物、動物を紹介してくれてる手作りの資料もあったりして、色々知識を仕入れることができた。八丈島は流刑地だった、というのもここで知る。

◆移動
地熱館を出て、移動。ここから雨が強くなる。まあ、しょうがない。携帯とか電子機器関係をビニール袋に入れて、自転車をこぎ続ける。やっぱり、ピークは、登龍峠と末吉のあとの名古の展望台あたりまでだった。その後は、アップダウンはあるにしても、そこそこ走ることができる。

大坂トンネル、という島唯一?のトンネルを抜けると展望台がある。ここの景色もそこそこ良かった。晴れてたら、もっと良いんだろうね(写真)。Img_3814 そして、ここになぜか、ポツンと電話ボックスがある。全然必然性が感じられない。けど、まちゃみんとしては、帰りの船が取れたかどうか、電話できるので好都合。ただし、電話は壊れかけ。潮風に吹きさらしだから、当然か。度数を表示する液晶は映らないし、ボタンは、押せないし、押したら押したで戻らない。悪戦苦闘。船の予約自体は無事5月5日で取れた。

ところで、この島、って信号が全然ない。ここまでで1個しか見てない(まちゃみん後註:最終的には、島全体でも、5個位しかなかったと思います。マジです)。

それにしても、ここを抜けるとすぐに、街についた。街全体も若干、坂があったりするけど、それでも、なだらかなので、サクサク進む。街で一番活気がある感じだったたのは、警察署。建物も市役所についででかいんじゃないか。どう考えても、こんなにデカイ必要はない、と思ったけど、東電もそうだけど、要するに、島の人は、こういう都会の資本を相手に生活してる、みたいなとこもあるんだと思う。治安という意味では不必要に大人数の警察官もカネ落としてくれる、という存在としては、大きいことに意味はあるわけでしょう、きっと。結局、16時過ぎに民宿に戻ってこれた。

◆民宿
普通にマトモなのよね。ちっとも面白くない。普通すぎて。メシもまともだし、風呂もまともだし、部屋もまともだし。テレビも東京と全く同じに映る。ここが東京都だとしてもさあ。

それにしても、メシ。良かったのが鰺の刺身。まちゃみんが鰺が好きだ、って知ってたのですか。色艶だけで、ある意味、うまい、ってすごいアピール来てるもの。そして、やっぱり、うまい。うーん満足。

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2007年5月 6日 (日)

まちゃみん ぶらり旅③ 八丈島1日目9:00 ~旅の前提

船はだいたい時間通り。

いや、今回ね、会社が何年かぶりかの9連休なのですよ。ここ2、3年、盆も正月も最長で7連休とか、あいだで出勤日挟まっちゃう、とかだったので。

そんで、まちゃみんが前の前の彼女と別れてからハマってたのが北海道でさあ。バイクでね。ほんとに夏の北海道をバイクで走る、っていうのは、この上なく楽しいのよ。とにかく気持ちイイの。景色はイイし、信号とかもほとんどないし、クルマ自体も多くないし、要するに走り易いし、気候もイイし、対向車線のバイクに手を振ったりしてね。バイクで来る、ってことのバイク乗り同士の押しつけがましくない連帯感みたいなものも、慣れるとちょっと心地良いのよね、偏屈モノのまちゃみんであっても。あと、たいがいイイ人だよね、北海道の人は。夏の北海道は、そこをまちゃみんがバイクで走るためにあるんじゃないか、っちゅう位、なんちゅうか、好ましい場所なの。

一昨年位までは夏は3年連続で北海道に行っていた。そうするとね、たとえ7連休だとしても目一杯使っても実はちょっと食いたりないのよね。だってさあ、実は北海道って行くまでがたいへんなんだもの。ということは、もちろん帰ってくるのも。いや、北海道行きだしたころ、って、バイクに乗ってることそのものが楽しかったからあんまり東北道も苦にならなかったんだけど。東北道、って、確か、延々と7~800キロあったはず。そうすると高速道路を延々と休みなしでぶっとばして7~8時間ってことだからね。これは、250ccのバイクではそうとうツライのよね。

だいたい休みなしなんてあり得ないし、まちゃみんはあんまりスピード出さないほうだから、っていうか、250ccのバイクって、常時100キロ、っていうのもあんまりないし。だからやっぱり青森まで行って、フェリー乗ろうか、っていうのまでが、丸1日がかりなのよね。そんで、フェリーだって、なんだかんだで時間かかるしね。

いや、もちろん、茨城とかさ、東京からも出てると思うけど、長距離のフェリーってのももちろんあるんだけど、まちゃみん、そもそも計画的にできん人だし。だからこそのバイクだし。

というわけで、何が言いたいか、と言うと、7日間だと北海道というのは非常に食いたりないの。要するに、前後に遊びの日を入れないと、正味4日とかなのよね、北海道に居れるのは。これは短いよ、バイクで行った場合には。北海道は走ってること自体が、相当楽しい、とは言え、北海道、って北海道自体がめちゃくちゃでかいからね。もうモノサシが違うから、北海道って。だから、たとえば、知床行って、しかも、札幌で遊ぶ、とかって、ほとんど、単に、知床と札幌を往復しただけみたいになると思う。それに本土行きのフェリーには、小樽とか苫小牧から乗らないといけないし。どっか途中で遊ぼう、とかほとんどなくなるよね。

ちなみに、北海道のなかではまちゃみん知床が好きなの。知床はねえ、世界遺産になってる通り、もう、どこを取っても、イイの。知床行くたんびに写真撮ってさあ。で、これの先端、って行ったらどんなにか、イイんだろう、と。まあ、夏の知床だけどね。というか、夏しか行ったことないから。北海道の東端っていうのは2つ、つの状の岬があんのよね。下の方は納沙布岬と言って日本本土の最東端ね。バイクで走ってると、岬の先端っていうのが目的地になったりするんだけど、知床はほんとの先端には舗装された道路はない。で、上の方が知床で。この知床のほんとの先端に行くには、たぶん直線距離で20キロ位は人力で動かないといけない。まちゃみんは、一昨年、思いつきで、この知床岬の先端に挑戦したのよね。地図で見たところ直線距離で20キロ位だったから、すんげえ急いだら往復で40キロ強位だから、1日で戻ってこれるかな、ってね。

ところが、というか、よく考えれば当たり前なんだけど、あの半島を1日で行って帰ってくる、ってトンデモないよね。まず、まちゃみんのような素人には絶対無理だよね。当たり前の当たり前だけど舗装されてないからね、道が。こんな感じ(写真)。Img_3088 普通の生活で20キロなり、40キロ歩く感覚は全く通用しないからね。まちゃみんはたぶん5キロ位行ったところで、これは無理だ、と引き返してきた。5キロでも這々の体だからね。とてもじゃないけど、野営できる準備をしていかないと、行っちゃダメだね。で、野営の準備をする、って結局、食料、テント寝袋等が増えるから、さらに移動がつらくなるはずだしね。だって5キロ位までだって、海岸線だけど、30~50センチ位の天然の岩がごろごろしててさ、歩くこと自体に神経を使わざるえなかった。その時は、ほんとに軽装だったにもかかわらず、だよ。

そんで、海岸線も一部、岩が切り立って、海と接していてザイルが打たれたような岩場をよじ登っていかないといけないところもあるしさ。でそこを過ぎると今度は山道でね。かろうじて、道はわかるんだけど、っていう山道だしね。熊も出る、っていうしさあ。ということで、相当の準備が必要なのよね、知床岬の先端を制覇するためには。で、なんとか、身体が元気なうちに行ってみたい、と思ってるわけですよ、まちゃみんは。

北海道の話で、なかなか本題に入れないんだけど、とにかく、久しぶりの9連休だから、なんか遊び尽くさなきゃ、って急に、追い立てられるようになってんのよね。1週間位前になって。いや、北海道行ってるとさ、あと1日あれば、これができたのに、って思ったりしてたから。

なんだけど、北海道はまだ寒そうだから行くつもりねえなあ、って。南だよね。で、一瞬、海外、とか行ったろうか、と思った。グアムとかハワイのリゾートじゃなくてね。東南アジアのがちゃがちゃして、とにかく意味もなく暑いようなところに。学生の時に沢木耕太郎に影響された後輩に誘われて嫌々行ったけど、最終的には、旅行の良さに開眼したタイに行ってみようかと思ったのよね。ゴールデンウィークは高いのは知ってるけど、カネなら出そう、と。でも、聞いたらさ、1週間前に行こうとしても、厳しいよ、と。まあ、そうかな、と思う。加えて、あと、タイって意外に高いのな。15万位が最低ラインじゃないかな。これは、思ったより高かった。後輩と、学生時代、タイ、マレーシア、シンガポールに、2週間バックパッカーで行った時の総額のつもりでいたのが間違いだったね。2週間行ってて、15万以内だったと思う、エアー代、現地での宿泊、3国間の交通費、通常の生活費、全部込み込みでね。だから、やっぱり、高いんだね、社会人が行こうとすると。

で、海外も早々に諦めて。一瞬、韓国、香港ってのもあったけど、結局、都会だからさ、韓国、香港って。なんか言葉が違うだけで、というか、都会なんかは、言葉が違うからこそおもしろさ半減のような気がするしね。だって、都会だったら、やってることは、東京とさして変わんない気がするから。

あと、今回の重要なファクターとして、身体を動かしたい、ってのがあったのよね。なんかさあ、明らかに、足とか細くなってきててさ。そりゃ、ラグビーしなくなって何年経つんだよ、って状態なんだから当たり前だけどさ。そして、知床半島制覇も視野に入れてね。だから、一瞬、自転車で新潟まで行ってみようかな、とも思った。でも、原付き含めて、何回かバイクで帰ってるからね、新潟は。道がだいたい同じだとつまらんだろうな、と思って。この前買った自転車、そこそこイイ自転車だからね、2万円で。いや、まちゃみんも、何十台も自転車乗ってるとイイ自転車かどうか、ってなんとなくわかる。壊れない自転車か、どうか、ってね。この自転車なら、ある程度、無理できるだろ、ってのがあるの。それにしても、これくらいの自転車が2万位で買える、ってほんとにイイんか、と思うね。誰か、たいへんなことになってない? って。

で、最終的な候補としては、屋久島もイイな、と思ったんだよね。けどなんか、屋久島自体がめちゃくちゃ遠いのがちょっとイヤだな、と思った。2年くらい前に佐多岬にバイクで行ったとき、ひたすら遠かったからね。そんで最後の最後で思いついたんだよね、島つながりで。伊豆七島っていうじゃんか、と。9連休で、伊豆七島、全島制覇する、ってこれは、話としても面白いな、と。そして自転車も乗れるんじゃないか、と。そういえば、社会人なりたてのころ、やったよ、と、プロ野球のホーム球場全制覇、とか。なんちゅうかね、ちょっとヤラシイ思いとして、休み明けに、休み中に何してたか、面白おかしく話せるようにしといた方が心強い、ってあるからね。正直、7島制覇は、船を調べた段階で、月曜からでは無理っぽいと思った。七島と言いながら、大島中心と、八丈島中心で、全く、船は行き来してないからね。

じゃ、どっちに行きたいのか、って言ったら、八丈島でね。よりワイルドな感じがしたし、さらに南に、青ヶ島っちゅうのがあって、選択肢も広がりそうだし。あと、まちゃみんはめんどくさがる、って自分でわかってたけど、ガスマスクが必要で、自転車ではところどころ走れない三宅島とか、宿泊入れてないと上陸できない御蔵島とかね、まあ、ホンキで気が向いてきたら、八丈島でも手配できる、と思って。

そんで決めたのよね、八丈島に。最終的には、北海道を除くと、結局、9連休ならでは、って実はあんまりないことに気付いただけでも結構収穫じゃないか。ちょっと、自分自身の旅なのに、ここまで理屈こねなきゃいけない、というか、こねたくなるのも、ちょっと悲しいけど。

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2007年5月 4日 (金)

まちゃみん ぶらり旅② 1日目23:30 ~ぶち殺したい夜

となりのバカップルぶち殺したいんですけど。オレ自らの手で。いや、今まちゃみんいるところ、特2等という席で、畳1枚分だけカーテンで区切られて、寝るスペースなんですけど。そもそも薄暗いしさあ。だのに、となりのバカップルが、カーテン開け放して、通路一本挟んで話しまくってるんだけど。そんで話してる内容もバカなんですけど。カワイゲのかけらもない。

いや、まちゃみん、こーいう場合、って、本人たちに直接言うんじゃなくて、係員にわからないように言って、係員の人に静かにさせてもらう、っちゅうのが定石だと思ってるけどさあ。こいつらだけは、オレ自らの手でオレの怒りを注入してやらんと気が済まん。

こいつら何考えてるんだろう。こういう風に寝るスペースですよ、ってあえて区切られてるとこで、なぜ、一切、ほんとに周囲を気にするふうでなくやかましくしていられるか。話したければデッキがあるわけじゃん。まちゃみん、ここまで言いかけてるよ、ヤカマシいわ、この、くされ外道がぁぁぁぁ!、って。お前等、この通路でセックスできる厚顔無恥ぶりも持ってんだろうなあ!? それだけの覚悟があってやかましくしてんだろうなあ? えぇ? セックスしてみろ! このくされオメコがぁぁぁぁ!

まちゃみん今夜人生初の犯罪に手を染めてしまうかもしれません。傷害? 暴行? 犯罪者? こんなバカのせいで。どーするまちゃみん?

続きは次号で。

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2007年4月30日 (月)

まちゃみん ぶらり旅① ~出発(たびだち)

というわけでまちゃみん旅立とうと思います。
都内だけどな! しかし片道切符なのであった。

昼間、勢いでイイや、片道だけで。ってすげえ安易に考えてたんだけど、不安になってきた。都内だと思って余裕かましてると痛い目を見るかもしれん。だって、昼間初めてガイド本を見たらさあ、毒ガスマスクを携帯してねえと、入れさせないよ、とか、宿泊のアテがねえやつはいれさせねえよ、とか、言ってるのよ。マジ? 日本だよ? しかも東京都だよ? まちゃみんやっぱりナメすぎかもしれん。

今回は自転車の旅なのですが、家を出て、品川を過ぎたあたりで、さっそく、忘れ物をしてることに気づき、だいぶブルーになっていた。テント。テント忘れてどーするつもりだ、まちゃみん。時間的にもう戻れねえぞと思ったところ、たまたま、ドンキを発見。7000円はちと痛かったが、テントを無事購入。まあ、これも縁ってもんだろう。このノープランぶりは自分でもちとわざとだけど、それにしてもなあ。

で、さっき、やっぱり不安になり、帰りの切符をとっておこうかと思ったら、なんと、今の時間は予約受け付けてません、とのこと。帰りの席埋まってたらどーしよう。ひとりだけゴールデンウィークが月曜以降までになってしまうかもしれん。帰ってこれなくなったらどうするつもりか。波乱の予感か。どーする、まちゃみん!?

というわけで、行ってきます。伊豆七島。ウィルコム、電波通じないかもしれないし、しばらく更新できないかもしれない。そういうのも含めてノープラン。まあ、すぐにイヤんなって帰ってくる、という可能性も十分。一杯、写真は撮ってこようと思う。

それじゃあ、船の出発の時間です。アデュウ。

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