最後の、おっさんの一言にはちょっと泣きそうにはなった。掛け言葉、っていうかね。でも、うーん、なんというか、、、。中オチ部分の、ババア萌えだった、というインパクトが強すぎて、なんかいろんなものを見失ったような気がする。
いや、決してダメじゃない。なんちゅうか、まちゃみんの既存の文法にない映画だった。そんで、なんちゅうあ、イイ、とか、悪い、とか、すぐに言えない。成立は全然してると思う。とりあえず、一発目の感想は、ただ単になんの予備知識もなく、そして、あとから、何か調べたり、ってことなく、一発目で思ったままを書こう、と思う。パンフレットも買ってきたので、気が向いたら、それを読んでどう変わったか書くかもしれない。
なんちゅうかねえ、上司に付き合わされて見に行った、高倉健が広末涼子に萌えまくる、というぽっぽ屋と、マイケルウィンターボトム監督で、ケイトウィンスレットが出てた日陰の二人、が思い出されたね。ぽっぽ屋の方は、イイ年したおっさんが、なんで、っていう、よくわからん、というか、必然性が感じられないナオンに不器用に、萌えまくる、というところが同じ、で、日陰の二人は、なんちゅうのヨーロッパというもののもの悲しさ、っていうの、そういうとこが同じだった。
そういえば、日陰の二人、ってもう一回観たいよ。あれ、なんちゅうか、相当、イイ、って思ったんだよね、当時。大学生だったと思う。なんで、あの映画観たのか、いきさつは忘れたけど、ほんとに、感激した。まちゃみんにとっては、タイタニック観たとき、ああ、あのケイトウィンスレットかあ、って思ったもの。
この映画ね、当時の政治体制に批判的なんだろうけどさあ、ようするにそっち系の若干、堅い佇まいの映画なのか、とも思って見始めるわけよね。だって、やっぱり、つかみの尋問のとこってそこそこインパクトあるからね。要するに、まちゃみん厚木時代に観た、スピルバーグの、題名忘れたけど、争いの負の連鎖が延々と続く、アレなんだっけ、名前忘れたけど、アレ。PLOと、イスラエルのスパイの映画。ようするに、アレみたいな映画なのかな、と思ったのよね。そしたらなんかエンターテイメントみたいな感じもちょっと入ってきてて、なんちゅうのかね、どういう姿勢で観ればイイのか、迷い、っちゅうものが生じてくるわけですよ。で、おっさんのババア萌えでしょう。混乱したね。
なんちゅうのかね、丁寧に、主人公のおっさんを、国家のために、機械のように、身を捧げる人間だ、って描いてきてるのにさあ、人間味見せる、って意図はすごくわかるんだけどさあ、そこかあ、って感じがすんのよね。いや、たぶん、違う意味で見せようとしてるんだろうと思うけど、あの、娼婦と、いたす描写も、なんちゅうか、良くない意味、というか、突飛すぎる、みたいなところで、生々しすぎるんだよねえ。だって、あの娼婦だってババアだしさあ。
そういえば、あのおっさん、女優と、対面する場面あったけど、女優は、あれは、結局、気づかなかった、ということなのかなあ。パンフレットにその辺のこと書かれてたら嬉しいなあ。まあ、たぶん気づかなかった、ってことなんだろうけど。
いや、この映画、やっぱり、改めてイイ、と思うところは、視点自体は、すごくあったかいとこだと思う。人間が究極の選択を迫られたときに、される判断、ってのを尊重しよう、と。ナオンは、結局、自分の利害を、どうしても、最終的には、取ってしまい、おっさんの方は、理念に従ったわけだよね。たぶんここで重要なのはね、だから、おっさんはイイ、ナオンがダメ、っていうわけではないんだよね。単に一生懸命だった、ってことしか言ってないと思う、ああいう体制のなかで。あったかくもないけど、責めてはいないとこが、冷たくはない、という暖かさだと思う。
まちゃみんの解釈では。ようするに、おっさんだって、尽くすものの対象が、初め国家、最後、自分が一方的に、萌え狂ってる他人のナオンたるババア、ってだけで、どっちにしても、普遍的なものに対して、身を捧げてるわけじゃない。このおっさんは、もしかしたら、それこそ、路傍の石に身を捧げたかもしれない人なんだよね。そうだとするとこのおっさんって決して理念に従ったからイイ、って、好意的に解釈されてない。そうだ、そうなんだ。
だから、この映画、ってまちゃみんなんか判断できなかったのは、そういうテーマが並行してるとこかもしれない。政治体制、みたいなことと、萌え、の対象、ってなんだ、とか、ナオンとおっさんの違い、とか。だけど、それこそが現実だ、とも言える。いや、この映画を作った人のほんとうに言いたいこと、って、うがった見方をすると、このおっさんのように、実は、自分以外の外部のイデオロギーに、身を捧げちゃうやつは、ダメだ、ってメッセージかもしれないよ? ようするに、あのババア萌え、っていうのは、真面目に、不真面目なババア萌え、というのを、そんなんダメだ、っていうためだ、っていう。・・・うーん、自分で面白いけど、それはうがちすぎだな。
っていうか、あらためて、まちゃみんの前提っつーやつなんだけど、ここんとこ、ずっと、1週間位、ほんとに恋人達の予感しか観てなくて、他の映画を観たかったの、英語の。で、まちゃみん、今回、別に観たいのなかったから、時間合うやつを観よう、と。で、映画館行ったら、19:00だったんだけど、ちょうど始まるやつがなくてさ、確か、字幕のやつで、唯一、といって良かったのが、これだったんだよね。けど、ポスターすら貼ってないんだぜ、チネチッタ。ちょっとはやる気を見せろ。まちゃみんちょっと香港映画とかだったら、どうしようかと思ったもの。
でも、まあ、初めの物語を説明する字幕が英語だったのでちょっと安心したわけよ。ところがぎっちょん、ドイツの物語でずっとドイツ語で話が続くんだな。あ~、と思ったけど、職場にドイツ人もいるし、まあ、イイか、と観念した。チネチッタもさあ、ほんとにポスターくらい貼っとけよ。そしたら、それぐらいの準備はできるだろ、まちゃみんだって。いや、いくら、まちゃみん、事前情報は一切に近いくらいほとんど入れたくない、っつったって、どこの国の映画か、くらいは、知りたいって、さすがに。
ということなんだけど、この映画は良かった。好意的にとらえらえると思う。パンフレットで是非とも確認したいのは、完全なフィクションなのか、どうか、というところ。俳優も良かった。ドイツ人の一面を垣間見る機会だったと思う。
それにしても、今日腹たったわ、あいつらからの電話。野良犬に噛まれた、ってこういう状態を言うんだろうね。いや、わしゃあ、相当、心が狭い、と思うけど、なんちゅうかさあ。いや、世間的にもこんなことで怒るまちゃみんの方がどうかしてるやつだってことはそうだろうと思うけど、結構、こういう日曜、という、まちゃみん、誰とも関わりたくない時に、ああいう電話よこされるとね、怒り倍増だわ。先輩づらすんな。ああいう、なんちゅうか、後輩の骨を拾う覚悟が当時も今もないやつにかぎって、先輩ヅラしやがるのよね。お前は無邪気にやってるかもしらんけど、わしゃあ、相当怒ってるよ。頼むから、オレに関わってくるな。オレの方から、お前等に関わっていったことあるか。わしゃあ、お前らのこと嫌いなんだよ。オレ、相手にしてないんだよ、あんたらのことを。わからんと思うけど。今日で、ある程度、伝わってることを祈る。わしゃあ、そうとも言いたくないからね、それくらい、汲み取ってくれよ。頼むよ。
って、単に、花見してるから、いっしょに飲もうよ、っていう電話なだけだけどね。
なんで腹を立ててるか、と言えば、そういうとこを直面させられたからだ。わしゃあ、こういう嫌ってるヤツと表面に出てる結果としては、何も変わってないことを、こいつらは存在を思いさせるだけで、オレに否応なく考えさせるからだ。わしゃあ、あいつらとは違うつもりだけど、世の中はそうは思わないはずだ。そういうことです。
明日からの1週間は修羅場だ。まちゃみんがんばる。
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